「元気なうちに、どうしてももう一度会っておきたい人がいる」「ありがとうを伝えないまま別れてしまったことが、ずっと心に引っかかっている」──。

長い人生の中で、心に残り続ける人は、そう多くはありません。
学生時代の親友、初恋の相手、疎遠になってしまった親族、お世話になった恩人…。

年月が経つほど、自分から連絡を取ることが難しくなり、
「もう会えないかもしれない」「今さら探しても迷惑ではないか」と、不安だけが大きくなってしまう方も多くいらっしゃいます。

東京総合興信所では、「生きているうちに、もう一度だけ会いたい」「元気でいるかを知って、安心したい」という想いに寄り添い、
人探しや安否確認、現在の生活状況の調査を静かにお手伝いしています。

なぜ「生きているうちに再会したい」と思うのか

人探しのご相談では、「会う理由」よりも「会わなかったことへの後悔」が強く語られることが多くあります。
ご本人のお話を伺うと、次のようなお気持ちが重なっていることが少なくありません。

• あのとき素直に「ありがとう」と言えなかった
• けんか別れをしてしまったまま、連絡が取れなくなってしまった
• 突然連絡が途絶えたあと、どうしているのかがずっと気になっている
• 自分の人生の節目を迎え、ふと「今どうしているだろう」と強く思うようになった
• 終活の一環として、心残りを整理したいと感じている

「会ったところで、何かが大きく変わるわけではないかもしれない。
それでも、元気なうちに一度だけ顔を見ておきたい」──。
そんな静かな願いから、人探しのご相談に来られる方がたくさんいらっしゃいます。

自分だけで探そうとすることの難しさ

インターネットやSNSが普及したことで、
昔と比べると個人で探せる情報が増えたように感じられるかもしれません。
実際、「自分でも少し探してみたが、うまくいかなかった」というお声もよく伺います。

しかし、次のような理由から、お一人での人探しには限界があるのも現実です。

• 名前が同姓同名の方と混ざってしまい、本人かどうか判断できない
• 昔の住所や電話番号しか分からず、現在の居場所が追えない
• SNSを使っているかどうか分からない、もしくは見つからない
• 共通の知人がすでに連絡先を失っている
• 直接連絡を取る勇気が出ず、メッセージを送れないまま時間だけが過ぎてしまう

また、親族や昔の知人などが関わる人探しは、感情的な負担も大きくなりがちです。
「ここまでして探していいのだろうか」「迷惑ではないだろうか」という葛藤も生まれます。

だからこそ、感情の整理と、実際の探し方の両方を支えてくれる第三者の存在が、心強い支えになることがあります。

調査で確認できる主な内容

東京総合興信所では、
法律やプライバシーのルールを守りながら、次のような内容を慎重に確認していきます。

• 現在の住所・おおよその居住エリア
• 一人暮らしか、ご家族と一緒に暮らしているかといった生活状況
• 仕事や日常生活の様子がうかがえる範囲の情報
• 健康面や生活面で、極端に心配される状況が見られないかどうか

ご依頼者さまのご希望によっては、
「再会を前提とせず、安否や生活状況を知るだけ」の調査とすることも可能です。
「会うかどうかは、結果を聞いてから考えたい」という方も多くいらっしゃいます。

こうした点は、最初のご相談の際に一緒に整理しながら、
ご負担が少なくなるような調査の範囲をご提案していきます。

よくあるご相談ケース

事例①：学生時代の親友に、きちんとお礼を伝えたい

ご相談者は60代の男性。
学生時代、苦しい時期に支えてくれた親友がいたものの、
就職や転勤などで連絡が途絶え、そのまま何十年も会っていないとのことでした。

定年を迎え、「人生を振り返る中で、どうしてもあの時のお礼を伝えたくなった」とお話しくださいました。
わずかな記憶（当時の住所・出身地・卒業年度など）をもとに調査を進めた結果、
親友の方は別の地域でご家族と暮らしていることが分かりました。

ご依頼者は、
「会うかどうかはまだ分からないが、元気でいてくれたことが何よりうれしい」と、安堵された様子でした。
その後、時間をかけて手紙を書き、少しずつ連絡を再開されたケースです。

事例②：長年連絡を取っていない兄弟の安否が気になって

ご相談者は70代の女性。
若い頃に家を出ていった弟さんと長いあいだ連絡が途絶えており、
「自分が元気なうちに、一度だけ顔を見ておきたい」とご相談いただきました。

調査の結果、弟さんは別の地域で静かに暮らしておられることが分かりました。
ご家族の事情もあるため、すぐに直接会うことはせず、
まずは「お元気でいらっしゃるようです」という形で安否をお伝えしました。

ご依頼者は、「これでようやく夜ぐっすり眠れるようになりました」と、ほっとされたご様子でした。
後日、ゆっくりと手紙を送る準備をされているとお聞きしました。

事例③：初恋の人に、心の整理のために会いたい

ご相談者は50代の女性。
若い頃、結婚を考えた相手がいたものの、家庭の事情で別れざるを得なかったそうです。
長年その方のことを心のどこかで気にかけながらも、誰にも話せずに過ごしてこられました。

病気をきっかけに「元気なうちに、きちんとお礼とお別れを言いたい」と決心され、調査をご依頼。
結果として、お相手は遠方で暮らしておられ、健康状態にも大きな問題はないと分かりました。

最終的に、直接会うことは選ばれませんでしたが、
「元気に生きていてくれていると分かっただけで、心がすっと軽くなりました」と話されていました。

調査から再会・安否確認までの流れ

「生きているうちに再会したい」というお気持ちを形にするために、
人探し調査は次のような流れで進めていきます。

1. 無料相談：
   お探しになりたい方とのご関係、最後に会った時期や場所、分かっている情報（名前・当時の住所・出身校など）をお伺いします。
   「会いたいのか」「安否確認までで良いのか」といったお気持ちも丁寧にうかがいます。
2. 調査計画のご提案：
   お持ちの情報量やご予算に合わせて、調査方法・期間・範囲をご提案します。
   段階的に範囲を広げる進め方も可能です。
3. 人探し・生活状況調査の実施：
   住所・生活状況・ご家族と暮らしているかどうかなどを、周囲に知られないよう慎重に確認します。
   プライバシーに配慮し、必要以上に踏み込まないよう心がけて進めます。
4. 結果報告：
   分かった内容を整理し、「現在どのような生活を送っていると考えられるか」を分かりやすくお伝えします。
   再会を望む場合・安否確認までで良い場合、それぞれに合わせた伝え方を行います。
5. 今後のご相談（ご希望に応じて）：
   実際に会うかどうか、手紙を出すかどうかなど、
   今後の向き合い方について一緒に整理していくこともできます。

費用と期間の目安

人探し調査の費用や期間は、
お探しの方との関係性や、分かっている情報の量によって変わってきます。
一例として、次のような料金目安となります。

調査期間は、目安として1〜3週間程度です。
情報が少ない場合には、まずは基本的な所在確認から始め、
必要に応じて範囲を広げていく進め方も可能です。

費用についてご不安な場合は、事前にお見積もりと内容をご説明し、ご納得いただいてからのご依頼となりますので、どうぞご安心ください。

注意点とプライバシーへの配慮

人探しは、お探しの方のプライバシーや安全に配慮しながら行うことが何より大切です。
東京総合興信所では、次の方針を徹底しています。

• 違法な手段（盗聴・盗撮・不正アクセスなど）は一切行いません。
• ストーカー目的や、相手を傷つけることを前提としたご依頼はお受けできません。
• 相手が再会を強く望まない場合には、その意思を尊重し、無理な接触は避けます。

私たちの役割は、ご依頼者さまの「心残り」を少しでも軽くするために、事実を静かにお伝えすることです。
再会に進むかどうかは、結果を踏まえたうえで、ゆっくりと考えていただいてかまいません。

あきらめる前に、想いを形にするために

「あの人は、今どうしているのだろう」「元気で暮らしているだろうか」──。
心のどこかでずっと気になっている人がいることは、決して特別なことではありません。
むしろ、それだけ大切な時間を共に過ごした証でもあります。

とはいえ、「今さら連絡をして迷惑ではないか」「会う勇気が持てない」と、
何年も想いだけを抱え続けてこられた方も多いと思います。

東京総合興信所は、「あきらめないでほしい」というメッセージを大切に、
生きているうちにもう一度会いたい人がいる方の、人探し・安否確認をお手伝いしています。

会うかどうかは、結果を知ってから決めてもかまいません。
まずは、心の中にある想いをお聞かせください。
短い一言からでも大丈夫です。
一緒に、「生きているうちに再会したい」という願いを形にするための一歩を考えていければと思います。

LINEからのご相談も可能です。短いメッセージからでも構いません。思いついたときに、どうぞお気軽にお声がけください。